読書 『社会保障と福祉国家のゆくえ』

[第3章 近藤康史]
問題提起:福祉国家を支え、多様性を生み出す要因につい      て「連帯」が重要。

現状:オイルショック以後、「福祉国家を支えた連帯の脱正   当化、その結果による個人化」と「新しい社会的リス   クによる個人化」の二重の個人化が進行。
  →福祉国家再編には、二重の個人化を踏まえ、新たな連   帯を構築するか。

分析:4カ国、新しい社会的リスクのうち、家族と労働の個人化の観点で、どのように対応を行ってきたかをとりあげる。四カ国とも、多少の相違を含みつつ、積極的労市政策、共働きモデルへと。