2011-11-19 読書 『社会保障と福祉国家のゆくえ』 本 [第3章 近藤康史] 問題提起:福祉国家を支え、多様性を生み出す要因につい て「連帯」が重要。現状:オイルショック以後、「福祉国家を支えた連帯の脱正 当化、その結果による個人化」と「新しい社会的リス クによる個人化」の二重の個人化が進行。 →福祉国家再編には、二重の個人化を踏まえ、新たな連 帯を構築するか。分析:4カ国、新しい社会的リスクのうち、家族と労働の個人化の観点で、どのように対応を行ってきたかをとりあげる。四カ国とも、多少の相違を含みつつ、積極的労市政策、共働きモデルへと。