宇野 重規 『民主主義のつくり方』より

(ケアの倫理学p88)
近代政治思想における公私二分論により、自立した個人像が確立され、依存は私の領域に置かれた。ただ、問題なのはこうした思考の下で個人の脆弱さが見失われたこと。
←中世の身分制を近代に入り開放してきたこと、つまり依存することが忌避され、個人の自立が求められた。
→諸個人への依存を嫌うことが、実は大きな権力に依存することを主張するのがトクヴィルの『アメリカンデモクラシ』第二巻


アメリカのデモクラシー〈第2巻(上)〉 (岩波文庫)

アメリカのデモクラシー〈第2巻(上)〉 (岩波文庫)

経済の未来: 世界をその幻惑から解くために

経済の未来: 世界をその幻惑から解くために

藻谷浩介 里山資本主義

身近に眠る資源を活かし、お金を地域の中で回して、地域を豊かにしようとするのが里山資本主義

P52. 52% ⒈5年 39%
発売から二年以内に消える商品、新商品が利益を得られる期間、仕事の満足度

図書館で借りた本

自由という服従 (光文社新書)

自由という服従 (光文社新書)

自由の社会理論

自由の社会理論

紛争と和解の政治学

紛争と和解の政治学

第3章 松尾
レイプハルト;権力分有モデル、多極共存型アプローチ
ホロヴィッツ;統合アプローチ
※対話可能なリーダー

第五章 吉田

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集合的記憶

集合的記憶

社会はいかに記憶するか―個人と社会の関係

社会はいかに記憶するか―個人と社会の関係

記憶のなかの歴史―個人的経験から公的演出へ

記憶のなかの歴史―個人的経験から公的演出へ




第4章 田村 
分断社会で和解が成立するかどうかは、規範的問題等を、そうではない形で争点化し熟議する必要がある。
現実の再解釈する理論、熟議の場について検討が必要。
熟議;ドライゼク、イアン・オフリン、セレン・エルカン、モニーク・デヴォー
反熟;アンドリュー・シャープ、ムフ


第7章 堀江 福祉国家における世代間対立の概略